2023年12月30日土曜日

グルテンフリー:その後

 

去年の2月からグルテンの摂取量を意識した生活をしているのだが、今年も終わりなので、いままでに気付いたことまとめる。

影響はある

グルテンの摂取を止めたことで体調が改善された部分がいくつかある

鼻が詰まらない

小学生のころから慢性アレルギー性鼻炎、今でいう副鼻腔炎でずっと鼻水が出たり鼻づまりがしていた。2020年ぐらいからだと思うが、仰向けに寝ると鼻水が喉に流れ出し、痰が絡んでなかなか寝付けず、朝起きると痰が乾いて張り付くのか喉がひどく痛かった。グルテンの摂取を止めたところ、鼻づまりがほとんど気にならなくなり、寝る前の痰の絡みも朝起きたときののどの痛みもほぼなくなった。ちなみに、たまにグルテンを多めに食べると鼻づまり、寝る前の痰の絡み、朝起きたときののどの痛みも復活する。

鼻の付け根の赤みが減った

いつのころからか、鼻の穴の外側付け根(鼻側ではなく顔側)が赤くなっていた。グルテンフリーにしてから、これがだいぶ減った。定量的に言うのは難しいが、1/4-1/5ぐらいになった。

下痢をしにくくなった

グルテンフリーを始める前は、食事のバランスを考えて一日一食は麺類にしていたのだが、そのころはお腹がユルいというか下痢気味になることがよくあった。グルテンフリーを始めてからそれがほぼなくなった。ただ、排便が2-3日に一度になって、わりと便秘気味である。

日中の眠気が減った

グルテンフリーを始める前は、日中異様に眠くなって15分から30分の仮眠をとることが多々あったのだが、それがほとんどなくなった。

たまにはグルテンを食べてる

小麦を使った食べ物は美味しい。グルテンフリーを実践するとラーメン、蕎麦(除く10割)、うどん、天ぷら、フライ、かつ、パン、ピザ、ドーナッツ、ケーキなどが食べられなくなる。完全に避けるのは厳しいので、時々食べてる。

たまに食べる分には大丈夫

完全にグルテンフリーで一週間過ごした後にラーメンとか、うどん、蕎麦を食べてもあまり影響は出ない。ただし、影響が出ないからといって食べ続けると少しずつ影響が出てくる。

少しずつ毎日はだめ

出先でお弁当の付け合わせに入っているマカロニサラダとスパゲッティを食べても、それほど影響は出ない。ほとんど影響が出てないからとそれを続けるとやっぱり影響は出てくる。

キツいグルテンフリーはやってない

重いアレルギーの人は醤油もビールもダメらしいが、自分の場合はそこまでではない。

醤油と味噌はOK

醤油は原材料に小麦が含まれているが、醸造の過程でタンパク質が分解されるためグルテンは残らないとか。味噌も醸造の過程で分解されることを期待するのと、味噌を使った料理を食べることがほとんどないのでスルー。

原材料名の『(一部に小麦を含む)』はOK

『(一部に小麦を含む)』は調味料の中の醤油に含まれる分と勝手に解釈してOKとしている。

ビール・ウイスキーはOK

小麦や小麦アレルギーの交差抗原が知られている大麦が含まれているが、これも醸造の過程で分解されていると解釈してOK。

その他

揚げ物は食べられるものもある

揚げ物と言えば天ぷらやフライ、かき揚げなど小麦粉こセットと考えがちだが、唐揚げは小麦を使わずに片栗粉で揚げているものもあるので食べられることがある(唐揚げでも小麦粉を使っているものがあるので要注意)。素揚げはもちろんOK。

オートミール(オート麦)はダメ

自分の場合、オートミールはだめ。以前朝食にオートミールを食べていたのだが、その時はグルテンフリーにしても鼻漏からくる朝ののどの痛みが続いていた。ネットで調べていて小麦アレルギーにオート麦が交差反応があると知り、オートミールの朝食を止めたら朝の喉の痛みが無くなった。それからオートミールは食べていない。

グルテンフリーの意外な食べ物

麺類は全滅かと思っていたが、ビーフン、春雨、マロニーがある。10割蕎麦の乾麺もあった。鍋の締めのうどん・ラーメンはできなくなったが、代わりに凍み豆腐を使っている。

菓子類は洋菓子はアイスクリーム系。和菓子は意外と小麦を使っているものが多いが、団子や芋けんぴ、羊羹などはグルテンフリー。