2022年4月13日水曜日

グルテンフリー、実践中

 プレジデントオンラインでは、本の抜粋みたいな記事がよくあるのだが、たまたま「小麦が合わない人がいる」という系の本の紹介記事を読んだ。小麦の成分の一つであるグルテンは分解が難しく、小腸を傷つけ、その傷口から本来吸収してはいけないもの血液に入れてしまうそうな。そして、それが体調悪化につながると。

 不定愁訴の塊のような体質なので、食べ物と体調の関係にはついては気を遣ってきた。そのおかげで、水あめやたんぱく加水分解物、原材料に醸造用アルコールを含む日本酒には相性が悪いものがあることがわかっている。ただ、小麦、正確に言えばグルテンは思いつかなかった。

 バランスの良い食事ということで、一日一食はパンやラーメンやそば、うどんなどの麺を食べるようにしていたし、自炊はしているが簡単な料理+スーパーの総菜となることが多く、総菜は揚げ物が多い。揚げ物を避けてもパンや麺で、パンを避けても麺や揚げ物でグルテンは毎日摂取していたことになる。

 記事を読んで気が付いたのだが、人生の中でグルテンフリーだった時期がある。最初に3ヶ月で10kgダイエットに成功し、そのあと体重を維持できた数年間である。30年以上前の話で低炭水化物ダイエットも知らず、単純に普段の食事のごはんを半分に減らし、揚げ物、脂っこいものを避けた食事をしていた。この時、揚げ物は食べなかったし、パンは炭水化物の塊なので食べなかった。ラーメンは脂っこいし、炭水化物は多いし、塩気が食欲をそそるので食べなかった。そばやうどんも食べる習慣が無かったし、炭水化物多めなので食べなかったはず。期せずしてグルテンフリーだったわけだ。

 そして、この時期、実に体調がよかった。常に軽い空腹感はあったが、我慢できないほどではなく、体は軽く頭も冴え、行動的だった。このあとも3ヶ月10kgダイエットは何度もやったのだが、低炭水化物ダイエットを知ってから、揚げ物は減らしはしたが食べ、炭水化物も量で計算するため麺やパンも解禁、グルテンフリーではなくなった。そのせいかどうか、体重は減ったが体調はそれほど良くはならなかった。

  ということで、グルテンフリーに再挑戦。完全とは言えないが一月半ほど経過。

  • 下痢気味だったのが、治まった。
  • 空腹感が減った。なんとか我慢できる程度。
  • ネットを見ながらぼーっとする時間が減った。前は1日2-3時間、今は1時間以内。
  • 酒があんまり美味しくない。あんまり飲みたいと思わない
  • 体重は変動なし

 と、概ね良い傾向。

 ただ、グルテンフリーのためには、パン・麺類・揚げ物の他に、カレーやグラタン・ドリアなども食べられず、インスタント系やレトルト系、コンビニ系で食べられるものが極端に減ってしまう。外食するにも自炊するにもなかなかキツイ。

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