2023年2月25日土曜日

ヨーグルト再び

  昔、健康のためにと牛乳とヨーグルトを毎日摂っていた。それが2010年に「乳がんと牛乳」という本を読んでからピタッと止めたが、それで体調が悪くなることもなかった。チーズやバターを使った料理、乳製品を使った洋菓子は止めることは難しかったができるだけ減らし、牛乳は10年以上の間に数えるほどしか飲んでいない。

 「乳がんと牛乳」以外にも、牛乳は体に良くないという本を何冊か読んだり国立がん研究センタの乳製品が前立腺がんのリスクを高めるという研究を見つけたりした。考えてみると、健康によいと世界から注目される伝統的な日本料理は乳製品を使っていないし、医食同源で数千年の歴史を持つ中華料理にも乳製品はほとんど使われていない。
 
 と、いうことで、これからも乳製品は避ける考えでいたのだが。
 
 ここ数ヶ月ほど、夜、布団に入ると鼻汁が下りてきて、寝付く前には数回痰として出すということが続いていた。その前は布団に入ると喉が痛くてなかなか寝付けなかったのだが、これは朝食のオートミールをやめることで解決した。もともと副鼻腔炎で普段から鼻汁が出るのだが、夜、仰向けに寝たときに喉の奥に降りてくることはいままで記憶になかった。ここ数年は症状をアレルケアで抑えていたのだが、効かなくなってきたのかと思い以前病院に通っていた時に効果のあったフェキソフェナジンのOTCであるアレルビを試してみた。アレルビは効果があったのだが、食堂から胃にかけて不快感が出てちょっと続けられない感じ。
 
 さて、何か他に手は無いかと考えて、ヨーグルトを試してみることにした。ヨーグルトが副鼻腔炎に効くという話は聞いたことが無いが、小麦を食べたらお腹が緩くなったり眠たくなったり、オートミールを食べたら夜寝るときに喉が痛くなったりするぐらいなので、試してみる価値はあろう。
 
 ということで試してみたら、これが効果があった。朝、朝食代わりに明治ブルガリアヨーグルトLB81プレーンを130g(≒400/3)、ナッツを30g、オリーブオイル5gを食べだしたら、三日で効果が出た。夜、布団に入ってから痰を出すのが1回あるか無いかになったし、眠りの質が上がって、睡眠時間が6時間程度でも日中充分活動できるようになった。日中いつもあった、右鼻奥のつまり感が軽減されて気分が軽い。そのせいか、体が楽に動くようになり、ここ数年やっていなかった車庫の整理にも手を付け始めた(これがいつまで続くかはわからないが...)。ヨーグルトを摂りだしてからアレルケアとブルーベリーのサプリを摂るのを止めたのだが、ブルーベリーを止めると出てくるの右の肩こりも、13日目現在、我慢できるレベルで収まっている。その上、空腹時の空腹感が我慢できる程度におさまり、間食が減って体重が1kg減った。
 
 まだ始めてから2週間もたっていないが、今までのところは効果抜群である。前立腺がんは怖いが、乳製品を摂ることによるリスク増加は最大でも1.6倍程度のようだし、前立腺がんはすい臓がんのようなヤバイがんではなさそうなので、QOL向上のためにリスクを引き受けてみよう。
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 いま、調べたら、最近は、ヨーグルトを食べると、その乳酸菌が腸の状態を整えアレルギーの症状を抑えるという説もあるそうだ。

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